日本産鶏肉にこだわった庶民派焼き鳥店 鶏ジロー 香港店

尖沙咀(チムサーチョイ)K11近くの棉登徑(Minden Avenue)。日本料理店が軒を連ねる一角に、昨年12月にオープンした焼き鳥専門店「鶏ジロー」。日本国内で44店舗を展開する同ブランドが、香港で直営店をオープンして来月で1周年となる。
ログハウス調の外壁に赤い小さな提燈が灯る外観は、どこかノスタルジックで、昭和の大衆居酒屋を彷彿させる。(Photo①)誰もが懐かしいと感じるこの雰囲気作りと、ローカルに特化した工夫こそが鶏ジロー香港店の魅力であるとオーナー・児玉氏は語る。
客層の2/3が地元客。日本では居酒屋はお酒を飲む場所だが、ローカルの人々は食事を目的に居酒屋へ来店する人が多い。この点を考慮して、ご飯や麺類など食事系メニューを多く取り入れたという。(Photo②)地域に根ざしたこうした工夫が、ローカルの客を多く取り込む結果になった。
看板メニューはもちろん自家製焼き鳥。(Photo③)鶏肉は、徳島県のブランド鶏「すだち鶏」を使用し、一本一本丁寧に職人が焼き上げる。がぶっとほお張れば、弾力があってジューシーな鶏肉から、鶏肉そのものの甘みが感じられる。旨みを閉じ込めるために蒸すように焼き上げるスタイルは、香港ではまだ珍しいという。(Photo④) サイドメニューのポテトサラダにも注目。(Photo⑤)滑らかなじゃがいものベースに玉ねぎ、ベーコンの具材がまろやかさにマッチし、隠し味のマスタードでピリッと味が引き締まる。お酒のお供にぜひオススメしたい一品だ。
2周年の目標は「香港2号店オープン。達成する自信は100%」と児玉氏は語る。この1年間で苦労もあったというが、今後は香港を拠点に他の国でも勝負していきたいと力強く語った。香港の鶏ジローでしか味わえない、日本の庶民の味に出会いに行こう。

TORIJIRO
アドレス
営業時間
月~金:ランチ12:00~14:30、ディナー 18:00-23:00(金曜24時まで)     土日:ディナー 16:00~24:00(日曜23時まで)
電話番号
(852)2191-3570
種類
和食 - 焼鳥・串焼・焼物
仕事が終わった後の憩いの場所

「SlideOn79」に入店してすぐ目に入ったのは、店内はアール・デコ調の家具が並べられていて、壁にポップアートが描かれており、スポーツ観戦ができる大画面があるのが特徴的な強力なバー。同店はSlid人々に「遊び好きな、ダイナミックな、常に進化する」と宣言しているが、どのようなバーなのかについては謎に包まれている。

カウンターに座るとすぐ、シャープな服を着ているバーテンダーに歓迎された。メニューにある特徴的な自家製シロップと苦味のカクテル、「Buddha’s Creation HKD118」と「Naughty Berry HKD118」を注文した。「Buddha’s Creation」は茶餐廳などで熱い飲み物で提供される金属製のビールジョッキに、シングルモルトウイスキーとリンゴ酒、バジル、レモン汁とシナモンシロップを加えたカクテル。カクテルには円形の氷が入っており、カクテルを冷やすことはないが見た目はとても綺麗だ。ウイスキーの辛口な味はリンゴ酒の甘味と融合しているので、意外に飲みやすい。

「Naughty Berry」はボンベイジンやブラックラズベリー、卵白、自家製カルダモン、バニラ、クローブシロップなどを加えて、果物たっぷりのカクテルにシロップと卵白を少し多めにいれたカクテル。

他にもオニオン、コリアンダーとチリありの「チーズトースト(HKD78)」を注文。チーズがたっぷり入っているから濃厚な食感がある。

「SlideOn79」で提供しているドリンクはハッピーアワー中のお得なフリーフローパッケージがある。1日の仕事が終わった後に、優しいスタッフたちと美味しいフードを楽しむことが出来る、身体を癒すにはもってこいの場所だ。

Slide on 79
アドレス
営業時間
月~木 17:00~25:00、金土17:00~27:00、日12:00~21:00
電話番号
(852)2779 - 9279
種類
バー ・ カフェ - シガーバー・ワインバー・ダーツバー・スポーツバー
New Punjab Clubで本格的なパンジャーブ料理を

New Punjab Clubでは、インドとパキスタンにまたがる地域、パンジャーブ地方のタンドールオーブンを使った料理を楽しむことができる。
複雑なラタン細工やインド、パキスタン風のアートが描かれた壁に彩られた店内は、20世紀中頃、ポストコロニアル時代のパンジャーブ地方の紳士クラブをイメージ。キッチンで腕を振るうのは、ロンドンのレストラン在籍時にミシュランで星を獲得したパラシュ・ミトラシェフだ。
前菜のsamosa chaat ($98)はスモーキーかつクリーミーで、タマリンドで味付けされたサモサとイチジクの種が加える食感が新鮮なメニュー。tandoori ($218)はスズキ科の魚、コビアにトマトチャツネを合わせており、素材の旨味を存分に楽しむことができる。
ヨーグルトやスパイスでマリネしたチキンのmurgh tikka angar ($248) 、シェアして食べてもボリューム感たっぷりのラムチョップ、masalewali chanp lamb chops with beetroot korma ($468) などのメインは、フレッシュな風味が楽しめるインド式チーズのmogewala paneer ($168) や ふわふわでメインディッシュと相性抜群のナン、keema naan ($48)などのサイドメニューと共に頂くのがお勧めだ。
また、このお店で忘れてはならないのがデザートの存在だろう。インド料理にしては軽めのものも多いので、オーダーしやすいのが嬉しい。smooth nimbu lemon posset with raspberry sorbet ($98)は甘く爽やかな風味で、食事の最後を飾るのにふさわしい。それぞれの食材、スパイスなどの巧みな組み合わせが光るレストラン、New Punjab Club。

 

 

New Punjab Club
アドレス
営業時間
18:00-23:00
電話番号
(852)2368-1223
種類
アジアン・中東・アフリカン・南米 - インド・ネパール
西営盤のレストラン、 Krua Walaiphanで美味しいタイ料理を

“Krua Walaiphan” ではかつて上環の名店、”Chachawan”で働いていた2人のシェフ、Walaiphan Hanyut氏とRenee Dancel氏が生み出すハイクオリティのタイ料理を提供している。

 

店内はセミオープンタイプのキッチンと簡素なインテリアでカジュアルな印象。

 

酸っぱ辛いドレッシングでタマネギ、コショウ、パクチー、ミント、豚ひき肉を味付けし、レタスカップに入れた”lap moo”はしつこすぎず、新鮮なハーブが料理の味を引き立てる。青パパイヤのサラダ、”som tum”はフレッシュなパパイヤが使われており、好みの辛さでオーダーすることも可能だ。グリーンカレーには、新鮮なバジルとグリーンビーンズ、マクアプオン(タイ原産の豆)が入っていて、リッチでクリーミーなカレーの良いアクセントになっている。これらは香港式のタイ料理では省略されがちな材料だが、作り手の強いこだわりを感じさせる。太麺を醤油味で炒めた”pad see ew”は野菜がたっぷり入っており、米粉でできた麺がべたついていない、見事な仕上がり。その他にも”stir fried chicken with cashew “など、香港ではあまり見かけない本格的なタイ料理がメニューに揃っている。メインのポーションは比較的多めなので、品数を考えながらオーダーするといいだろう。

 

続々と新しいフードスポットが登場している西営盤の中でも、ひときわ人気を集めそうなレストラン、Krua Walaiphanで、本格的なタイの味を楽しんでみては。

 

 

 

Krua Walaiphan
アドレス
西環西營盤高街29號高宏閣地舖
営業時間
12:00~22:00
電話番号
種類
アジアン・中東・アフリカン・南米 - タイ